そんなこんなで不毛な釣りに勤しみ、お昼前の魔女のキーパーバッカンにはまたまたイガミ♂が2尾…
(先週から取り憑かれてる…)
叩かないので期待しますが、余裕でシモリを交わして…溜め息
叩くサンノジも同様、章夫ちゃんの方に誘導しないと獲れないので…タモをお世話になり、洗って返して1人また溜め息…はぁ
お昼を回ると風が出て来て、時折雨粒も落ち…そうこうしているうちに納竿20分前に…友さんも帰って来て2人が納竿に取り掛かります
(打開策という程のものではないですが…ようやく魔女にもチャンス到来
)
でも、時間がないのにまたサンノジ…何となく、攻めたかった自分の目の前をこれ見よがしに執拗に攻めるのも気が咎め…
長らくアタリが遠退いていたシモリの際は早めに見切り、ワンド向きにハイピッチで一頻り打ち返すも…1日3人分の撒き餌が入った一体は、刺し餌が丸々返りやはり反応ナシ
残り時間が10分を切り、今撒き餌を打つべき潮は何処か必死に探します、今時季はポイントもエサの量もシビア、正確な判断がものを言います
しかし残念ながら近辺に気になる潮はなく、朝から諦めて眺めていた遠くの潮目まで目を凝らすと、大きく蛇行して途中40〜50メートル沖まで寄っている箇所が♪
これをピンポイントで狙うより他に手は有りません、早速自由になった際に一段降り、風を逆算して遠投♪
タナは1本半、馴染んでから3秒待つより手返しを優先したいところ…
焦る気持ちを押さえて待った長い3秒でウキがシモり、道糸がスーーーッと張ります…やった♪
念のため慎重に穂先で聞いて2度アワセ、小気味良い重量感がロッドに乗ります…やった、これは間違いない♪♪♪
背後で、共に優勝か大物賞かと高場に腰掛けて鼻歌混じりに菓子パンを頬張る2人が立ち上がります
シモリと際の突進を交わし、大潮の引きで6メートルのタモでもギリギリながら無事にランディング
45センチは有るかな♪
…そんな訳で、今回もとても嬉しい1枚になりました
キーパーバッカンの水を減して振り向くと、船はもうすぐそこまで来ていました…ギリギリセーフ
もう、一時はどうなる事かと…喜ぶ魔女に2人の笑顔も弾けて、楽しく釣りを終える事が出来ました
人の釣りに難癖を付けて、みんなが嫌な気分になる釣りはしたくないです…
結果、捌いたグレのお腹には魔女が撒いた撒き餌とは違う2人のボイルが入っていて、
後半は、際付近のポイントを奪い合ったところで…どの道釣果には結び付かなかった事が窺えたのでした
無駄な紛争は避けるが勝ち♪、みんなが気分良くグレを手にして、抜群の結果オーライでした