アップが大変遅れましたが…今回の御五神大会は、我が土佐黒潮狩人の上半期最後の大会でした
温泉で充電満タンになった魔女は、いつものメンバーを始め、オブザーバーの方々や久し振りに参加するメンバーを順に迎えに出て、
前夜はいつになく遅くまで釣り談義に耽り、そして迎えた梅雨空の朝…
仮眠所でいつもの様に酔い止めを飲んでいると、船頭さんが駆け込んで来て仰います、「波が出るけん、申し訳ないけど構んかったら3人くらい竹ヶ島へ降りて貰えん?」と
!
魔女は個人的に予てより竹ヶ島には興味津々、駐車場の混雑を見る限り…波高で碆が限定される海況ならば、人数が多い我々が協力すべきと快諾
公平性を期すために、先頭クジから3人が竹ヶ島に降りる事を決めて、順番にクジを引くと…魔女は2番クジ♪
魔女的にはラッキーですが、1番クジの章夫ちゃんは「1番を引くとロクな事がない…」、3番クジの大将は「久し振りに若い番号を引いたのに…」と、2人共乗船前からガックリ
(聞けば過去に散々コッパにまみれたそうな…)
まぁでも、この3人は役員ですし、残りのメンバーは全員御五神に行けるんですから♪と、船上でも浮かない顔の2人を宥めていると、程なくしてさっき加速した船がもう減速…え?
あら
…竹ヶ島ってこんなに近かったのね
(最近の魔女なら酔い止めは要らなかったくらい
)
我がクラブのメンバーは全員が離島好き、なるだけ陸から離れた、より沖に位置する潮通しの良い磯を好むので…ちょっと納得
(チヌ釣りには誘えない人々です)
更にテンションが下がった2人に舳先から荷物を送り、他の役員に後を任せて、荷物を確認して魔女も上陸〜
船上のメンバーたちは他人事の様に手を合わせて「お気の毒に〜」のジェスチャーと共に、ニヤニヤと去って行きました
(この3人には勝ったと誰もが思った事でしょう!)
さて…陸からの距離はともかくとして、どんな釣り場かと船着きから歩いて確認…すると、
ははは、2人の言い分がよく分かりました…一体が浅場で潮も緩く、まるで何とか湾の何とか松や何とか小島みたいな感じ、どう見てもチヌ釣り場にしか見えないっっっ
そう言えば、船頭さんがマイクでココは引き潮釣り場だと思うので、7時までゆっくりして引きに入ったら船着きの左側が本命ポイント、的なアドバイスをして下さいましたけれども…
今は5時で、何なら出船前から引きには入っているはず…さっきのアドバイスは鵜呑みにして良いものかちょっと疑わしいものの、
船頭さんイチオシのポイントに1番クジの章夫ちゃん、大将は船着き、魔女は2人の間で準備開始…大会なので釣り座を決めると後は早い…何だ?、いつの間にか2人共やる気満々です
(ええ〜!)
しかし、水深がないのにこの幾重にも張り出した根がやる気をそそる?…と言うより、眠気を誘います…昨日予選を終えたばかりで、魔女的にはプライベート感覚のクラブの大会、船頭さんのアドバイスには半信半疑ながら…そう急ぐ事も有りません
急ぐ2人を尻目にカタツムリの様に準備していると、カタツムリ発見
♪
雨とは言え、磯ではあまり見掛けない生物…フナムシと闘ったら負けそうですし、そちらは海ですよ、塩分ダメなんぢゃないの?…
という事で、殻をそおっと摘まんで背後の山にリリース
(久し振りに触った〜♪)
さて、まさか鮮度抜群のカタツムリをお土産にする訳には参りません、イセギは厳しいでしょうけれど、取敢えずグレを2枚釣らねばなりませんが…
雰囲気ゼロな上に激濁り、嫌ぁな感じの沈み根まで続いています、さぁ、どう釣りましょうかね〜